イベント初日の午前。北は函館高専から南は沖縄高専まで、東日本を中心に各都道府県を早朝に出発した高専生たちが続々と到着し、会場はあっという間ににぎやかになりました。
他校の高専生との交流も新鮮で、緊張モードの学生の姿も見られます。
昼過ぎからいよいよイベントがスタート。まずはウォーミングアップの「オリエン&ワーク」の時間。コーチングスケイプ代表の大森隆氏による<進路決定に必要な物事の考え方を身につける>ためのワークを実施。学生たちは頭をフル回転しながら話を聞いていました。参加企業にも一緒に聞いてもらうことで<伝える力>の向上も目的としています。
企業研究の時間がスタート。学生たちが各企業のブースへ分かれて着席し、1コマ25分を7回転します。
もともと興味のあった会社はもちろん、今まで知らなかった企業や、進路の選択肢に含んでいなかった業界との出会いの場に。それが学生にとって新たな企業・業界への興味のきっかけにつながります。
ここからは、学生と企業が同じ目線で情報共有できる、軽食交流会に切り替え。1コマ20分を4回転します。
オードブルやおかしを食べながら、双方が肩の力を抜いて本音で語り合える時間を用意しています。
企業は「事務局が準備した交流テーマ」に沿って話したり、学生からの質問に適宜対応していました。
ここでは、"各企業が主力としている技術"や"昨今力を入れている最先端の技術"を詳しく紹介する時間としています。(一部企業のみ参加)話を聞いた学生は、最先端のデジタルテクノロジー等をその場で体感しており、ここで学んだことを今後の進路決定に活かすこともできます。
※企業の参加はここで終了です
各校から来場した教員10名による研究内容発表を、学生向けに実施。自身の経歴や研究室のことを交えて、10名それぞれの内容で、学生へ応援メッセージを伝えていたのが印象的でした。普段は聞くことのできない他校教員の話に、興味深々の学生でした。
企業と先生双方の話を聞き、自身の将来像を描くのに十分な情報を得られる1日となりました。
ブースの片付けをしながら先生の話に耳を傾ける企業様もいらっしゃいました。